1. やったことの概要

● Windows CドライブのUnity Asset Storeのダウンロード先ディレクトリを外付けSSDへ移行 → 2.

● UnityEditorのプロジェクト保存先ディレクトリを外付けSSDへ移行 → 3.

※ Unity自体の保存先は移行しない。やろうとしたのですがUnityHubが機能しなくなり解決できなかったので諦めた。

2. Windows CドライブのUnity Asset Storeのダウンロード先ディレクトリを外付けSSDへ移行

WindowsOSの「ジャンクション」というフォルダ名へのリンク(参照)を行う機能を使用する。

概要図

(1)SSD装着

・パソコンにSSDを装着し、使用できることを確認する。
SanDiskのSSD 1Tを使用した。
※ 下記 アロケーションユニットサイズの変更を行うと、SSDに保存している全てが削除されるため必ずバックアップを取っておくこと!!
そのままでも使用できるがアロケーションユニットサイズが大きくて実際に保存できる量が10分の1ぐらいになってしまったため、
アロケーションユニットサイズを128キロバイトに変更した。
今のところ、読み込み書き込み速度にストレスは感じない。
(エクスプローラーのSSDを右クリックして「フォーマット」選択するとアロケーションユニットサイズの変更ができる)

(2)アセットデータのバックアップと移行

・SSDにアセットを保存する用のフォルダを作成する。
(私の場合SSDの直下に「\Unity\Asset Store」を作成した。)
・Cドライブの「C:\Users\・・・\AppData\Roaming\Unity\Asset Store-5.x」を SSDに作成したフォルダ「\Unity\Asset Store」へコピー&ペーストする。
・Cドライブの「C:\Users\・・・\AppData\Roaming\Unity\Asset Store-5.x」は バックアップとして名前を変更して置いておく(例:_Asset Store-5.x)。
・Unity4.x以前でアセットをダウンロードしていたら「Asset Store-5.x」と同じ場所に「Asset Store」があるので それも同じようにしておく。

(3) ジャンクション設定をする

・コマンドプロンプトを「管理者として実行」から開き下記[]内のコマンドを自分の環境に合わせたディレクトリへ変更して実行する。
[mklink /j "C:\Users\・・・\AppData\Roaming\Unity\Asset Store-5.x" "D:\Unity\Asset Store\Asset Store-5.x"]
(「Asset Store」がある場合はこちらも同じようにコマンド実行しておく)

<コマンド説明>
[mklink /j "ジャンクションとする元のディレクトリ" "参照先のディレクトリ"]
mklink : リンクを作成 /j "ジャンクションとする元のディレクトリ" "参照先のディレクトリ"]
/j : リンクの種類をジャンクションにする

コマンド実行後

(4) 設定の確認

UnityAssetStoreで無料のアセットなどを取得してUnityEditorでインポートできるか確認する
取得したアセットがSSDに格納されていることを確認する
上記確認が取れたらバックアップフォルダを削除する

3. UnityEditorのプロジェクト保存先ディレクトリを外付けSSDへ移行

(1) 上記2.(2)と同じようにUnityproject保存用のフォルダをSSDに作成してプロジェクトデータをコピーしてくる。
  また、元のデータのバックアップを取っておく。

(2) UnityHubの歯車マーク(環境設定)のプロジェクトタブで、プロジェクトの保存場所を上記3.(1)で作成したSSDのディレクトリを設定して保存する。

(3) こちらも新規でプロジェクトを作成してSSDへ保存されることを確認したらバックアップを削除する

4. ジャンクションのリンクを削除するには・・・

コマンドプロンプトを「管理者として実行」から開き下記[]内のコマンドを自分の環境に合わせたディレクトリへ変更して実行する。
[rmdir "C:\Users\・・・\AppData\Roaming\Unity\Asset Store-5.x"]

5. こちらを参考にさせて頂きました

最後までご覧いただきありがとうございました。以上、お疲れ様でした!